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葉月 司

Author:葉月 司
普段はつかさで通すことが多かったり。
理由は…特にはないけど、ひらがなの方がやわらかい感じがするから、かな?


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DATE: CATEGORY:戯言

シンデレラ・ストーリーとか。ちょっとだけ語呂合せした戯言
無題で書き始めて最後に30分くらいタイトルに悩んだ戯言。
奇妙な立場の逆転、みたいなものを書いてみたくて書き始めた作品…のはず。
実際逆転してるの?って聞かれると…うん、きっとしてる。してるはず!そう思い込んでください。信じればきっとそうなんです。
こういう問答はもっと長い作品でやれば面白いけど、戯言のような短い文章でやるとちょっとわけわからない文章になりますね。って書いてから気付かされました。
下書きから清書の時点で随分と文章に訂正が入って、意外と難産な子でした。
それでもきちんと文章に筋が通っているか微妙なところですが…
う~ん、難しい。


―――――――――――――――――――――――――


――おや。この教会の手記ですか。また、随分と懐かしいものを見ていますね。
――…なんだか、これ。結構いい加減なこと書いてない?
――えぇ、書いてますね。
――そんなあっさり認めちゃっていいの?聖職者。
――仕方ないんですよ。教会の手記は後世に残るものですからね。あまり恥ずかしいことは書けないんです。
――まぁ、あのあと紅茶に混ぜた数滴のブランデーですぐに眠っちゃいましたなんて書けないものね。
――それは…まぁ、あの前にもう随分と飲んでいましたからね。あとついでに言うなら、私は自らの恥ではなく、あなたの名誉の為に色々とぼかしているのですが。
――あら、私が何かやっていたとでも?
――やっていたというか…ずっと泣いていたじゃないですか。
――え?
――出会った瞬間から、ずっと…泣いていましたよ?もしかして気付いていなかったんですか?
――気付いていたに決まってるじゃない。っていうか、演技よ演技。人の良さそうな人間がいたからちょっと騙してやろうと思っただけよ。
――えぇ、そうですね。もうすっかりと騙されてしまいましたよ。
――そうでしょ、そうでしょ。
――おかげで今もこうして隣にいるんですから、感謝してくださいね?
――え、何この雰囲気。なんだか私哀れまれてる?
――いえいえ、そんなことは。
――っていうかぶっちゃけた話、本当はどうだったのよ?
――泣いていなかった、とは書かれていませんよね?
――くっ、この狸め…。やっぱり人選ミスったかなぁ。
――人選ミス、ですか…。それじゃあ今からこの杭を胸に刺しましょうか?
――ちょ、そ、そんなことしたら一生絶交だからねっ!
――くすくす。やはりあなたは可愛いらしい方ですね。
――そんなこと言ったって、騙され…
――愛していますよ。
――…えっ?あ、うぅ……
――おや、どうしたのですか?
――…………なんでもないっ!


・   ・   ・   ・


私のほうが、出会った瞬間からずっと惹かれていたのに…
先にそんなこと言うなんて、ずるいよ。








――私も、愛してるよ。

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